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コラム

9月29日は接着の日

2020年9月29日

一般消費者や取引先企業などに対し接着剤を知ってもらう機会を作り、正しい接着剤の機能・技術・ 役割などの情報提供と啓発により、接着関連業界の活性化を図る為に、接着剤メーカーによる業界団体である日本接着剤工業会が2010(平成22)年に、9月29日を「接着の日」に制定しました。

日付は「くっ(9)つ(2)く(9)」の語呂合わせです。

接着剤は、物と物をつなぐ(接着)ために使われる物質のことで、国際標準化機構(ISO)では接着を「接着剤を媒介とし、化学的もしくは物理的な力またはその両者によってふたつの面が結合した状態」と定義しています。
そして、日本では接着剤は家庭用品品質表示法の適用対象とされており、雑貨工業品品質表示規程に定めがあります。

接着剤という名称については、大正期にセメダインの社長であった今村善次郎が考案したといわれています。それまで「接合材」や「強力ノリ」などの呼称で呼ばれていたものに対して、今村が当時取引をよく行っていたのが文房具店のほかに薬局であったため、薬局で売りやすいように「材」でなく「剤」の文字を使うようになったとされています。

接着剤の歴史については、人間が道具を使い始めた頃に始まったとされており、石器時代には鏃を木の枝や竹に固定するためにアスファルトが使われました。また、漆を使って修理された約6000年前の土器も見つかっています。
また、古代のバビロニアでは彫像の眼を固定するためにアスファルトが使われ、旧約聖書にはバベルの塔の煉瓦接着や、ノアの方舟の防水処理用にアスファルトが使われたと書かれています。

日本においては、漆(ウルシの樹液)や、米などを原料とするデンプンのりが主に利用されていて、古代から使われていた漆喰は石垣や煉瓦建築においてよく用いられ、デンプンのりは寝殿造で使われた襖や障子を作る時に利用されてきました。

ちなみに、接着剤の大量生産は、18世紀のオランダに建設されたにかわ製造工場によって始まり、それ以後、天然ゴム・デンプン・カゼインなどの天然系接着剤が各国で製造され始めました。


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