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コラム

7月22日は著作権制度の日

2020年7月22日

1899(明治32)年の今日(7月22日)、日本で水野錬太郎が起草した「著作権法」が制定され、著作権制度が創設されました

それ以前も1893(明治26)年に制定された版権法により書籍についてのみ著作権の制度があったのですが、「著作権法」により全ての著作物についての著作権の制度が創設されました。

知的財産権の一種である著作権は、作品を創作した者が有する権利であり、また、作品がどう使われるか決めることができる権利でもあります。そして、作者の思想や感情が表現された文芸・学術・美術・音楽などを著作物といい、創作した者を著作者といいます。
このうち著作者の権利は、著作物を活用して収益や名声などを得ることができる財産的権利(著作財産権)と、著作物の内容と著作者を紐づけることで、著作者の人間性を正確に表現する人格的権利(著作者人格権)に分類されます。

この著作権が本格的に考慮されるようになったのは、15世紀にグーテンベルクによる印刷術が確立するとともに、出版物の大量の模倣品が問題化するようになってからで、記録に残る最初の本の著作権は、1486年に人文主義者のマルカントニオ・サベリーコのヴェネツィア史に与えられ、芸術家の最初の著作権は1567年にヴェネツィアの元老院からティツィアーノに与えられました。

最初の著作権法はヴェネツィアにおいて1545年に制定されています。しかし、現代の著作権法に一番影響を与えた最初の著作権法は、1710年4月5日に英国において制定されたアン法で、著者に新たな権利を一定期間与え、その期間が経過後、その権利がなくなるというものでした。その後、各国において同様の法律が成立し、国際的には1887(明治20)年12月のベルヌ条約(文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約)が今日でも有効な著作権保護の範囲を定めた条約となっています。
ちなみに、日本では1899(明治32)年4月18日にベルヌ条約に加盟しています。


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